きなこSHOW

自作プログラム置き場です。

夕方の怖かった話

今日は怖い話でーす。

夕方、自宅に独りで居るとき、玄関のドアノブを激しくガチャガチャ回す音がした。

もちろん鍵をかけているので、勝手にドアを開けて入って来ることはないが、ガチャガチャされたらやっぱり怖い。

ドアスコープから除いても誰も見えない。

ドアの外から幼児の声と足音がしたので、そうっとドアを開けてみると、エレベーターホールにベビーカーとお母さん、そしてなにか叫びながら走り回る小さい男の子。

その母親が「バタバタしてすみません」と私に言うので、「あ、はい…」程度で、たいした事は言わすドアを締めたが、あとからモヤモヤしてきた。

ドアを閉める直前に聞こえてきた男の子と母親の短い会話がずっと残っている。
「いまのひとだれ~?」
「知らない人だよ」

私は「バタバタ」する子供が迷惑だったのではなく、
家の玄関のドアノブを「ガチャガチャ」されたのが怖かったのです。
そこは言うべきだったのか。

あの母親は、他人にドアをガチャガチャされたらどんな気持ちになるか、
まず自分で想像してみてほしい。

そして子供にもそれを話し、想像させてほしい。

 

迷惑行為は人によって迷惑と感じる度合いが違うだろう。

でもそれは相手の気持ちを想像することで、幾分かは迷惑と感じさせてしまうのをやわらげる事ができるのではないだろうか。

 

私は、これから関わる相手の気持ちをできる限り想像して行きたい、
と思うきっかけになった出来事でした。