先月、実家で飼っていた犬が死んでしまいました。
ひと月半過ぎた今でもさみしくて悲しくて、
心に穴があいたってこういう事なんだな、などとしみじみ実感しています。
そんな犬の四十九日を迎え、犬のお葬式や埋葬について書いてみようかと思います。
訃報を知ったのは12月5日 朝9時過ぎ。
私は実家近くの病院で自分の診断書の発行を待っている時、母からのメールでした。
柴犬のオス。名前は「健」。12歳でした。
がんで根治治療は望めないと医師から言われていたので、
いつかこの日が来ると覚悟はしていましたが、とうとう。
急いで実家に戻ると、健を抱いて泣いていた母と一緒にわぁわぁ泣きました。
診察予約とタクシーをキャンセル
その日は診察日だったのでペットタクシーの予約をしていました。
犬の闘病中、大きな病院に連れて行くとき、主にペットタクシーを利用していました。
車を運転できる家族が仕事を休んで連れていく事もありましたが、通院のたびに休んでもらうわけにも行かず、ペットタクシーさんに運転してもらう事が多かったです。
病院は受付時間前だったので、先生にFacebookで連絡とお礼を伝え、
ペットタクシーはキャンセルの電話を入れました。
このペットタクシーさんがとても頼りになる方で、彼のアドバイスに大変助けられました。
個人で営業されている方なので、記事上での紹介は交渉中です。
亡くなってすぐにしたこと
ペットタクシー氏に言われてまずやったことは次の3つでした。
- 身体をきれいに拭く
- 身体を冷やす
- 亡くなった当日は避けて、火葬の日程を決めておく
遺体、という呼び方ができなかったので身体としました。
身体に汚れが残っていると腐敗が進むのが早くなるので、清潔にしておく必要があります。
固くしぼったタオルと使い切れなかったペット用のウエットティッシュを使って、
これまた母と泣きながら身体を拭きました。
「よく頑張ったね」「お疲れさま」「いい子だね」「かわいいね」と言いながら。
眠っているだけのようなのに、身体を冷やすのって辛いです。
しかし、腐敗を遅らせるために必要なことだそうで、
母がドライアイスを買いに走り、健のお腹と身体の周りに置き、生前使っていた毛布をかけました。
場所も移動して、普段暖房を点けない仏間に寝かせました。
亡くなった当日はゆっくりさせてあげて、火葬の日程を翌日以降で決めて、ペットタクシー氏に連絡して欲しいとの事でした。
土葬か火葬の選択
私たちはこの件についてもペットタクシー氏からのアドバイスで迷わず決まりました。
森林など土壌のコンディションが良好な土地であれば、
土葬して長い年月をかけて土に還るのも幸せな選択かも知れません。
しかし、住宅地の庭土では完全に土に還るのは難しいそうで、
数十年かけても地中に残ってしまったりするそうです。
私たちは話し合って2日後の12/7、月曜日に火葬に行くことに決めました。
火葬業者の選択
すべてお任せで、なにこの飼い主?と思われそうですが、
これもペットタクシー氏のお世話になりました。
動物病院からペットホテル、ペット火葬業者、ペット霊園などの情報をすべて把握しているので、
こちらで検索したり比較検討するまでもなく、近隣で2日後に火葬の予約を入れられる業者、
2社を提示してくれました。
実家のパソコンで2社のHPをプリントアウトして家族で検討し、
気に入った1社をペットタクシー氏に伝えました。
ちょっと書くのがつらくなってきたので、続きは後日書きます。